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2009/08/04

アルバム名の混乱防止のために周囲が講じた策とは?

THE BEATLES、LED ZEPPELIN、そしてWEEZERがそうだったように、ジョージア州出身のバンドCOLLECTIVE SOULも8/25にリリースされる8作目のスタジオ・アルバムのタイトルには少し混乱を生じたようだ。

フロントマンのED ROLANDがBillboard.com.に語ったところによると、1匹のウサギをジャケット・カバーにしたニュー・アルバム『COLLECTIVE SOUL (RABBIT)』の当初のタイトルは、シンプルに『COLLECTIVE SOUL』というものだったという。しかし彼らは過去にセルフ・タイトルのアルバムをリリースしており、同タイトルが2枚存在するという状況下にあったという。

「混乱を招くことは避けたかったんだ。でもバンド名をタイトルにすることで、もう1度原点に戻りフレッシュで新しい気持ちで出直せる気がしたんだ。そして多産であるウサギをビジュアルにすることで、“再生”の気持ちを強く前面に押し出したかった。クールでスピリチュアルな意味としてね。そんなわけでジャケットもアルバム名も決まったんだけど、同タイトルが2つ存在することもあって、レコード会社の人間を始め誰もが今作のことを“RABBIT”と呼ぶようになったのさ」

これまで5年の間、彼らは自らのレーベルEL MUSIC GROUPから4枚のアルバムを発売してきたが、今作からは大手ROADRUNNER RECORDS傘下のLOUD & PROUDレーベルからのリリースとなる。

ROLANDによると、自らのレーベルという自由な環境を長いこと楽しんできた彼らだが、今ではメジャー・レーベルにおけるメリットも強く感じているそうで、次のように語っている。

「セルフ・リリースから学んだことは、とにかく仕事がハードだということだ。5人の長髪の男たちが、何から何まで自分たちでやるというのはラクなことじゃないし、やるべきことがあまりにも多くて苦労したよ。でも今回のROADRUNNERと契約では、インディーとメジャーを半々にしたような混合型のアプローチになっているので、これまでのところすべてが申し分ない状況で動いている。僕らも今では音楽ビジネスをよく理解しているし、メジャーとの付き合い方が分からなかった10年前とはまったく状況が違うよ」

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